エコファーマーの取り組み

ここでは、ちょっと聞きなれない言葉「エコファーマー」についてご説明いたします。


Q1.エコファーマーって、よくわからないけど、具体的にはどんなことをしているの?

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エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式(土づくり、化学肥料、化学農薬の低減を一体的に行う生産方式)を導入する計画を立て、都道府県知事の認定を受けた農業者のことを指しています。

ちょっと、わかりづらいでしょうか。

近年、たい肥の使用量が低下するなど土づくりがおろそかになる一方、化学農薬や化学肥料を多く使用することで、環境悪化や畑の作物を育てる力が弱ってきていることなどが問題となっています。これからは、環境にかかる負担を減らした農業を行うことが求められています。
そこで、畑の周辺環境にも配慮するために、化学農薬や化学肥料の使用を抑え、畑の土づくりから取り組むことで、これからもずっと続けられる農業の取組みが始まりました。
エコファーマーは、「化学農薬の低減」「化学肥料の低減」「土づくり」という3つの技術を使って農業をする農家のことです。国の法律に基づいて「環境と調和のとれた持続的な農業生産の確保」のためにどう取り組んでいくのか導入計画書を提出し、都道府県知事の認定を受けた人が、「エコファーマー」なのです。

※持続性の高い農業方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)


Q2.土づくりにこだわるってどういうこと?

エコファーマーは、年に数回、畑の土壌の成分を調べる土壌診断を行います。その診断結果に基づいて、良質なたい肥や有機肥料などを使用し、化学肥料の使用は抑えながら栄養分を畑に与えるようにしています。 お茶づくりをしているエコファーマーさんの取組み例としては、秋が深まる頃、わざとお茶の葉を刈り落として、土に返したりもしています。 このような取組みをすることで、柔らかくて生物の多い豊かな土を作っています。土が柔らかく、土壌バランスの良くなった茶畑のお茶の樹はしっかり深くまで根を張るようになるんですよ。生き生きとした緑茶を育てるためには、土づくりが大事なんですね。


Q3.化学肥料は使っているの?

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全く使っていないわけではありません。土壌診断の結果を見て、いまこの畑に足りない栄養分は何か?ということを常にチェックして、環境に配慮しながら必要な分だけを与えています。 なるべく使用する化学肥料の種類を減らしたり、少しずつ肥料成分が溶け出すタイプの肥料を使ったりして、畑に残る化学肥料を減らしています。


Q4.化学農薬は使っているの?

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使っていないわけではありません。化学農薬に代わる技術を使うことで、使用量を減らしています。
お茶づくりをしているエコファーマーさんでは、化学農薬の代わりに、生物農薬を利用したり、虫が分泌するフェロモンを利用することで害虫の繁殖を抑えたりしています。
お茶づくりをしているエコファーマーさんのなかには、土づくりに取り組んでバランスの良い土になったら、お茶の樹が元気になり虫が寄り付きにくくなったので、化学農薬の散布回数が減ったと言う方もいます。

※生物農薬は自然界に存在する微生物が産生する毒素を利用したもので、化学農薬と比較して、環境に対する調和と安全性に優れています。


Q5.エコファーマーって、あまり見ない。お茶だけなの?

エコファーマーに認定された農家は、全国で98,875軒です(農林水産省HPより)。まだ全国の農家に占める割合はとても少ないのですが、年々増えてきています。
トマト、きゅうり、レタスなど、いろいろな作物のエコファーマーが「環境と調和のとれた持続的な農業生産の確保」のために活躍しています。


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